亀戸のランドマーク「亀戸梅屋敷」で素敵な江戸切子や土産物を探そう

亀戸梅屋敷のやぐらお出かけ

うわぁ、大きなやぐら!

「亀戸梅屋敷」と聞いてパッと思い浮かぶのは、歌川広重の「名所江戸百景」の浮世絵という方も多いと思いますが、今回紹介するのは亀戸の観光スポットの方です。
今やすっかり亀戸のランドマークとなった「亀戸梅屋敷」をおさんぽしてきました。

「亀戸梅屋敷」の名前の由来

亀戸梅屋敷入り口

「亀戸梅屋敷」の由来は江戸時代にまでさかのぼります。
江戸時代の呉服商・伊勢屋彦右衛門の別荘「清香庵」が現在の亀戸3丁目にあり、その別荘の庭園には梅の木がたくさんありました。そのため江戸時代には別名「梅屋敷」と呼ばれていたようです。
中でも目を引いたのは、庭園の中を150メートルもの枝が地中に出たり入ったりする一本の梅の木。
かの水戸光圀公がその梅の木を見て、「竜が臥しているようだ」と表現し「臥竜梅」と名付けました。
また徳川八代将軍吉宗もその梅の木を見て「世継ぎの梅」と命名しました。

そんな「臥竜梅・世継ぎの梅」があった頃の江戸・下町・亀戸の歴史と文化を伝えようと2013年に建てられたのが現在の「亀戸梅屋敷」になります。

残念ながら「臥竜梅・世継ぎの梅」は現在はなく、「亀戸梅屋敷」の敷地も「臥竜梅・世継ぎの梅」とは関係ないようです。

しかし、敷地内には梅の木が植えられており、梅の季節になるとかわいらしい梅の花が咲き誇ります。

「亀戸梅屋敷」の見どころ

亀戸梅屋敷の建物

「亀戸梅屋敷」は大きく分けて「福亀館」と「文芸館」に分かれています。

福亀館

「福亀館」には、亀戸の観光案内所や土産物などが置いてあります。
亀戸マップも置いてありますので、亀戸七福神巡りをする時など重宝します。

土産物は、食べ物はもちろんのこと、ハンカチ・キーホルダーなどの雑貨も置いてあります。
御朱印帳も置いてあるので、亀戸天神や亀戸香取神社に行く際に「御朱印帳を忘れた!」なんて時に亀戸梅屋敷で購入することもできます。
中には亀戸梅屋敷でしか買えないオリジナル商品が売っていることもあります。

亀戸梅屋敷でしか売っていないどら焼き

でも、個人的に見て欲しいのは江戸切子ショップです!
大小様々な美しい江戸切子の作品がたくさん置いてあるんです。
ただ眺めているだけでも、思わずため息が出てしまうほど美しい…。
お気に入りの作品があったら、もちろん購入することもできます。

江戸切子ショップ

文芸館

文芸館には江戸切子ギャラリーと多目的ホール、浮世絵サロンなどがあります。

江戸切子ギャラリーは、福亀館で売られている江戸切子作品とはまた違った、芸術性の高い作品が飾られています。
福亀館の江戸切子ショップとの違いは、文芸館にある江戸切子ギャラリーの方が美術館的な楽しみ方ができるところです。

多目的ホールでは、定期的に落語寄席もやっています。木戸銭は1,000円と破格のお値段なので、落語初心者の方も入りやすくて良いですね。
五代目円楽一門会の方々が笑いを届けてくれます。
寄席のスケジュールは亀戸梅屋敷のホームページや、亀戸梅屋敷のスタッフさんのツイッターなどで確認することができます。

「亀戸梅屋敷」に駐車場はあるの?

以前は敷地内に駐車場がありましたが、2022年3月31日に廃止となりました。

近隣にコインパーキングがありますので、コインパーキングを利用するようにしましょう。

「亀戸梅屋敷」の基本情報

福亀様

営業時間10:00〜18:00 ※冬季は9:30〜17:30
定休日毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)

「亀戸梅屋敷」へのアクセス

亀戸梅屋敷のやぐら

亀戸梅屋敷は、明治通りと蔵前橋通りの交差点にあります。
写真のやぐらが目印になっています!

亀戸梅屋敷
住所:東京都江東区亀戸4-18-8
電話:03-6802-9550
交通:JR亀戸駅 徒歩5分

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