
亀戸といえば、亀戸天神抜きには語れないよね!
そう、亀戸で一番有名な観光スポットと言えば亀戸天神です。
特に有名なのが藤の花。東京一とも言われる藤棚は圧巻!
今回はそんな亀戸天神をおさんぽして来ました♪
亀戸天神の御祭神って?ご利益はなに?

亀戸天神の御祭神は菅原道真公。
天満宮の総本山である九州・太宰府天満宮から見て東にある亀戸天神は「東宰府天満宮」とも呼ばれ、学問の神様として古くから有名です。
受験シーズンの1〜2月は、合格祈願に訪れる参拝客で賑わっています。
お守りも学業御守や合格木札はもちろん、書道上達守や鉛筆セット、筆なども置かれています。
亀戸天神の年中行事は?
亀戸天神は藤まつりが有名ですが、それ以外にも楽しめる・目の保養になる行事が沢山あります!
1月初卯 | 初卯詣 |
1月24日25日 | 鷽替神事(うそかえしんじ) |
2月25日 | 菜種御供 |
2月中旬〜3月中旬 | 梅まつり |
3月25日 | 神忌祭 |
4月下旬〜5月上旬 | 藤まつり |
8月25日 | 献灯明/例大祭 |
10月下旬〜11月下旬 | 菊まつり |
11月中旬 | 出世鯉放流 |
12月1日〜31日 | 梅ヶ枝筆授与 |
12月25日 | 納め天神祭 |
中でも盛り上がるのは、1月24・25日に行われる「鷽替神事」と2月中旬〜3月中旬に行われる「梅まつり」、4月下旬〜5月上旬に行われる「藤まつり」、10月下旬〜11月下旬に行われる「菊まつり」です。
藤まつり

特に4月下旬〜5月上旬に行われる「藤まつり」は観光バスのコースにもなっているほどの有名スポットとなっており、境内には屋台も数多く出ています。
見頃を迎えると、境内いっぱいに咲き誇る藤の花のあま〜い香りが何ともいえない幸せな気分にさせてくれます。
菊まつり



10月下旬〜11月下旬に行われる「菊まつり」は大小さまざまな菊の花が展示されています。
10月下旬だとまだ蕾の菊が多いですが、11月に入る頃に段々と蕾が開きだし、11月5日くらいから菊まつりの本領を発揮します。
また11月を過ぎると七五三詣に訪れる家族連れも多く、菊の花の美しさと七五三詣をする家族連れの幸福そうな姿に心がほっこりする時間を過ごせます。
鷽替神事(うそかえしんじ)


また、天神様をお祀りしている神社ならではの行事「鷽替神事(うそかえしんじ)」。
鷽(うそ)という鳥がいるのですが、この鳥は幸運を招く鳥と言われています。
その鷽(うそ)をモチーフにした木彫りのお守り「鷽鳥」を毎年替えると、これまでの悪いことが「うそ」になり、一年の吉兆を招き、開運・出世・幸運を得ることができるとして信仰されています。
1月24・25日にしか手に入らないという貴重なお守りなので、とても人気を集めています。
亀戸天神の石碑・摂末社・銅像など
摂末社
亀戸天神には3つの摂末社があります。 「御嶽神社」と「花園社」と「弁天社」です。

御嶽神社は卯の神として知られ、道真公の学問の先生をお祀りしています。
火災除・雷除・商売繁盛・開運の神様として信仰を集めています。
特に1月の初卯・二の卯・三の卯には卯槌(うづち)や卯のお札が配られ、それを求めた人々で賑わっています。

花園社の御祭神は菅原道真公の北の方(現代で言う奥様)を祀られています。
安産・子宝・育児の神・立身出世の守護神として信仰されています。
本殿横の社務所では安産御守・安産絵馬・岩田帯も取り扱っていますよ。

弁天社は七福神の一人である弁天様をお祀りしています(注:亀戸七福神とは関係ありません)。
平成13年に建て直されたようで、見た目もキレイですね。
石碑
亀戸天神境内には石碑もあります。
先ほど紹介した鷽の碑の他にも、学問の神様にふさわしい「筆塚」があります。

石碑の前にある黒い箱に使い古した鉛筆や筆を入れて、より一層の学問の向上を祈る神聖なる場所になります。
銅像・石像
亀戸天神には2体の銅像と1体の石像があります。
まずは銅像から。
5歳の頃の道真公の銅像と御神牛です。

銅像の下には5歳の頃の道真公が詠まれた和歌も刻まれています。
美しや 紅の色なる 梅の花
あこが顔にも つけたくぞある
「あこ」とは道真公の幼名です。
それにしても5歳にして立派な和歌を詠まれてますよね〜。さすが学問の神様!
そしてもう一つ天神様にある銅像として忘れてはならないのが御神牛。

天神様では、道真公と縁の深かった牛を「神の使い」として信仰されています。
この御神牛を撫でると、病を治し知恵を授かるとも言われています。
私も体調不良が続いていたので、しっかりと撫でてきました笑

塩にまみれた、通称「おいぬさま」。
由来などは亀戸天神でもわからないそうで、敷地内の端っこの目立たないところにひっそりとたたずんでいます。
塩をこすりつけると祈願成就するという言い伝えがあり、祠のそばには塩の袋も置かれています。
亀戸天神のその他の見どころ
亀戸天神の鳥居をくぐると見えてくるのが心字池と真っ赤な太鼓橋です。

この太鼓橋は男橋と呼ばれ、この後に続く平橋・女橋と心字池は「三世一念の理」と言って、人の一生を見たてています。
男橋は過去、平橋は現在、女橋は未来を表しています。
心字池には鯉や亀が沢山いますよ。

亀戸天神の駐車場

亀戸天神の東門に駐車場があります。
8時から17時まで無料で止められます。
また近隣にはコインパーキングもありますので、車での参拝も可能です。
ただし、梅まつりや藤まつり、菊まつりの時期は大変混み合うので、車で行くよりも歩いて行った方がいいと思います。
亀戸天神へのアクセス
亀戸天神はJR亀戸駅から歩いて13分です。
ちょっと距離はありますが、歩いて行くだけの価値のある神社ですよ!
住所:東京都江東区亀戸3-6-1
電話:03-3681-0010
交通:JR亀戸駅 徒歩13分
開門:6時〜17時(境内には24時間立ち入り可能)
拝観料:無料
コメント